challenge

第一住建グループの挑戦

MISSION::03 「D-SPOT-COM大作戦!」

D-SPOT-COM 1店舗目立ち上げ

一生涯のパートナーの新たな可能性を
101坪の共働スペースで開拓していく!

第一住建グループでは自社ビルを所有。テナントを、法人顧客に貸し出している。

賃貸収入を安定して得るためには、できるだけ空室を少なくしなければならない。そこで新規顧客の獲得や既存顧客の満足度向上に向けて、ビルのワンフロアをコワーキングスペースとして改装。企画・運営で創意工夫し、会員の新規獲得や空室の改善を実現した。

ビルの価値を高めるために、
フリースペースを
どんな場所にするのか?

第一住建グループの安定基盤を支える要因の一つは、自社物件による賃貸収入。しかし、空室が多いと収入が減ってしまう。いかにビルの価値を高めるか、またいかに法人顧客の満足度を高め、長期利用してもらえるかが重要になる。

そこで第一住建グループで新しく取り組んだのが、ビルのワンフロアをフリースペースにすること。法人顧客の社員の方々に休憩用やミーティング用のスペースとして利用してもらうことで、その満足度を高めることが目的だ。南久宝寺町ビルの9階101坪をどんな場所に仕上げるか。プロジェクトリーダーとして任命されたのは、ビル仲介の営業である近藤 学。工事業者とやりとりするなかで、コワーキングスペースの存在を知った。

コワーキングとはオフィスや会議室、打ち合わせなどのスペースを共有しながら独立した仕事を行う共働ワークスタイルのこと。ビルのお客様だけではなく、外部の個人事業主や法人も会員化できれば収入が得られる。2014年5月、コワーキングスペース『D-SPOT-COM』がオープンした。

会員を増やすためのヒントは、
会員になってくれたお客様がくれた!

「ぜんぜん会員が増えない……」オープンから3ヶ月、会員数が思うように伸びないことに近藤は焦りを感じていた。広報・宣伝をし、1ヶ月の無料キャンペーンも行っている。他のコワーキングスペースと比べると、内装や広さも優れているはずだ。

現状を打開するヒントをくれたのは、会員になってくれた個人事業主の方々。交流会での話をきっかけに、会員ターゲットを「起業間もない方」や「起業を志している方」に絞ることを思いついた。『D-SPOT-COM』にはスモールオフィスもあり、第一住建グループで考えるとあらゆる立地・広さのビルもある。『D-SPOT-COM』でスタートした企業の成長に合わせたオフィスを紹介していくことが可能。

それは会社が大切にしている“一生涯のパートナー”を実現することでもあるのだ。近藤は第一住建グループの物件に入居してくださっている企業のネットワークを使い、全10回の起業セミナーを企画。既存会員の満足度向上や新規会員獲得につながっていった。

賃料を上げても満室を達成!
成功の先に新たに可能性が見えてくる

『D-SPOT-COM』のオープンから約1年が経ち、成果が見えてきた。「この場所があるから入居したい」という法人のお客様が出始めたのだ。結果、南久宝寺町ビルは賃料を以前より上げたものの満室になった。

それは当初の「ビルの価値と顧客満足度を上げる」という目的の達成を意味している。また、会員数は順調に増え続け、『D-SPOT-COM』に併設されている4室のスモールオフィスも埋まってきている。なかにはスモールオフィスから第一住建グループのより広い別の物件へ移動したお客様もいた。順調に成果が出だした『D-SPOT-COM』プロジェクト。

しかし、まだ始まったばかり。近藤はさらなる満足度向上への取り組みを充実させ、2箇所3箇所と他の自社物件へ展開していくことを目指している。

スペースや会員数が増えることでネットワークが形成され、どんどんビジネスチャンスが生まれていくに違いない。“一生涯のパートナー”に向けて、『D-SPOT-COM』は今後も新たな可能性を開拓していく。

D-SPOT-COM 2店舗目拡大

新たなコンセプトによる、
2店舗目コワーキングスペース
運営への挑戦!

1店舗目のD-SPOT-COM本町が軌道に乗り、順調に売上を伸ばすことができた。

次に候補となったのが長堀のビル。本町のエリアとは立地が異なるため、本町とは異なる新たなコンセプトによるD-SPOT-COMである必要があった。そこで、他に進めていたお客様向けの自社オリジナルの珈琲がヒントとなり、珈琲に対してこだわりのある顧客をターゲットとした2店舗目のD-SPOT-COM長堀が立ち上がることとなった。

2店舗目のコンセプトは?
独自の特徴を出すには
他のお客様満足向上の
取り組みがヒントに!

「新しいコンセプト」といってもそんな簡単にでるものではない。プロジェクトメンバーの中からは本町と同じようなコンセプトでいこうという意見も出たし、なかなか決まらない中で事例を調査するとどうしても他のコワーキングスペースと似てしまうというジレンマに陥って自社の特徴のあるコンセプトが生み出せずにいた。

そんな中、ヒントとなったのが賃貸仲介のお客様に向けてお出ししている自社オリジナルブレンドの珈琲。せっかく作った自社オリジナルの珈琲をたくさんの人に飲みに来てもらうような、カフェのようなスペースのイメージがそれで固まった。そこからはいろいろなアイデアが出て、自分で珈琲豆を挽いてドリップする体験もできることも盛り込んだ。

新しいコンセプトは「珈琲好きが集まるコワーキングスペース」。内装もこだわり珈琲の木やオブジェ、書籍を置きカフェのような落ち着いた内装のスペース、D-SPOT-COM長堀が立ち上がった。

イベントを毎月開催!
併設のスモールオフィスも人気のため
増室しつつ会員も増えている

コワーキングスペースには協働スペースの他、起業や小人数オフィスに最適なスモールオフィスが一体となっている。ビジネスの合間に珈琲を嗜む方が多いせいかスモールオフィスはすぐに満室となった。

より多くのお客様にご入居していただくため、スタッフルームを他に移すなどして増室を実施している。また、イベントを開催してスペースに定着してもらえるよう定期的なイベントを実施して会員様との交流を図っている。イベントは種類を増やし、珈琲イベント、ゲームイベントなど複数イベントを開催するようになった。

さらに増えた2店舗目のコワーキングスペースでお付き合いのあるお客様の「一生涯のパートナー」となるべく今後もいろいろなサービスを提供していく。

  • MISSION:01 「お部屋探しの常識を覆せ!」

  • MISSION:02 「HOUSERとの出会いを一生の思い出に!」

  • MISSION:03 「D-SPOT-COM大作戦!」

  • MISSION:04 「最高なサービスとひとり暮らしを届けろ!
    話題沸騰のCM制作大作戦。」

  • MISSION:05 「地域の皆様へ『新しい住まいの情報を
    発信するキーステーション』を創り出せ!」

  • MISSION:06 「新しいプロジェクトに取り組む精鋭チーム発足」

  • MISSION:07 「世を驚かすサービスを 5つローンチせよ!」