challenge

  • Q

    第一住建グループは
    どのような会社ですか?

    A

    我々の事業の収益の構造は3つありまして、1つ目は賃貸収入。物件に投資しまして賃貸収入を得る賃貸収入事業です。2つ目が賃貸管理事業、3つ目は仲介事業、そのほかコワーキング業など新しくはじめた事業もありますが、大きくはこの3つの柱になっています。 収益の7割が賃貸収入で2割が賃貸管理、1割が仲介業になっています。

    私も長く不動産業に従事していますが、まだまだお客様のためになってないサービスが非常に多いなという印象があります。例えば、必要以上に工程に時間がかかるとか、なぜそこにいかないと契約ができないのかなど…。古き既成概念にとらわれたところがたくさんある業界なので、そこを壊していきたい、一石投じていきたいっていう気持ちがあります。

    また、第一住建グループは理念を大切にしている会社でもあります。 1つ目は品格、2つ目は革新、3つ目は専門性、4つ目は一体感、5つ目が顧客目線。 この5つは、我々がお客様に対して提供する価値です。不動産業であるまえに、この5つのことを大切にして、お客様に接する会社だということが重要だと思っています。

    Q

    第一住建グループは創業50年。
    100年企業を
    目指していらっしゃいますが。

    A

    先代が40年やってきた会社を引き継いだ時、まずなにから着手したらいいのかと悩みました。最初に取り掛かった仕事は、経営理念をつくり替えることでした。 先代が造り上げた偉大な功績を、私一人で背負ってやっていくことは出来ないと思っていましたので、同じ思いを持つ者で組織をつくり、それを昇華させていく。そして、私はそれを発信していく立場になろうと思いました。 会社経営の根本にある経営理念をつくり替えるということで、何を頼りに会社経営をしていくべきか、ということが確立できました。この経営理念を決めてから10年間は、その経営理念をぶらさず、迷ったときはこの経営理念に立ち返って物事を判断しています。

    次の50年、100年企業を目指して、いま最も重要な仕事だと思っているのは、収益の柱をあと2つ、3つ創っていくことだと思っています。そのためには、お客様に新しいサービスを提供していかなくてはいけません。 そもそも新しい事業は誰のために必要で、何のために行うかということの本質から造り上げていかなくてはいけないのです。不動産ビジネスには、そういった観点が抜けていることも多いため、「不動産に新常識を」と掲げ、私たちは常にお客様のために、新しいサービを生み出そうとしています。

    Q

    「不動産に新常識を」と掲げられ、
    新しいサービスも
    次々と進んでいますね。

    A

    たとえば、HOUSER近大前店がそうです。賃貸、部屋探しのお店だけではなくて、お客様のライフスタイルを豊かにしていきたいという気持ちを込めて、店舗を作りました。
    不動産屋ではありながら、部屋探しやご購入いただいて終わりのお付き合いで終わりではなく、不動産を通して、一生涯お付き合いできる会社として成立させていきたいと思ったからこそ、お部屋探しの次のステージとして、お部屋で使っていただくと便利な家電を紹介したり、ライフスタイルの提案をするような店舗としました。
    また、第一住建グループでお部屋を借りたから良かったと思っていただけるサービスやブランディングをつくり上げて、次の機会にまたお願いするなら第一住建グループにお願いしたいと思ってもらえるような、サスティナブルなお付き合いをしていただける、そんな会社にしたいと思っています。

    Q

    第一住建グループは
    どのような社員を求めていますか?

    A

    一番肝心なところは、我々の目標や価値観に対して、一緒に同じ方向を向いて歩いていくことが出来るかというところを面接では拝見させていただいています。
    そして、これからの50年を創っていく上で、リーダーを目指してもらいたと思うので、1人でがんがん進んでやっていく人よりは、仲間と大きな目標を成し遂げたいと思ってもらえる方のほうが、我々の会社には合うのかなと思いますね。
    我々は、チームで評価したり、チームを束ねるメンバーの成長を助けているか、言い方を変えると、ビジネスパートナーと思っているので、チームや周囲を束ねて、成長できているかということが、大きな評価になります。100年企業をつくっていこうと思えば、私自身も50年後の会社を最後まで見届けることができないと思います。だからこそ、次の世代に譲っていくこと、次のリーダーをつくっていかないといけないフェーズに入っています。 未来の第一住建グループの経営、原動力となるような人材、リーダーを求めています。

  • 代表取締役社長
    松尾 武 創業50年目を迎える第一住建グループの代表。 10年前、先代より32歳という若さで会社を受け継ぎ、会社の成長軌道をより確かなものにするため、理念の再構築、新サービスの開発、事業の拡大に尽力。今期からは100年企業に向けた第2創業期と位置づけ、東京・名古屋の大都市圏でも事業を拡大中。また、若手社員を中心とした「みらい会議」を発足させ、次世代のリーダーを育成しながらも、第一線でグループを牽引。