上質なコーヒーが楽しめるコワーキングスペース
コーヒーは淹れる人によって味が異なる。味の違いが出るポイントを徹底分析!
コーヒーは淹れる人によって味が異なる。味の違いが出るポイントを徹底分析!
コーヒーは日常生活で大変身近な飲み物です。
目覚めの1杯
食後の1杯
お仕事中の息抜きの1杯
あらゆるシーンでコーヒーを飲まれている方も多いでしょう。
コーヒーはいつでもどこでも気軽に飲む事が出来ます。
街に出れば、コーヒーショップが目に止まり、コンビニエンスストアでも淹れたてのコーヒーが購入できます。
また、1杯ずつ豆を挽いてドリップする自動販売機もあります。
勿論、喫茶店やカフェでマスターこだわりの1杯を頂く事もできます。
更にお家で豆を挽いてコーヒーをご自分で淹れる方も多く、器具もお店やインターネットで手軽に購入できます。
『コーヒーの美味しい淹れ方』と検索すると沢山の記事も出てきます。
しかし、同じ豆を同じ淹れ方で淹れたとしても、味が異なる事をご存知でしょうか?
毎日淹れているのに、今日はいつもより苦いなぁ、今日はなんだかスッキリしているなぁと思っておられる方も多いと思います。
どこのポイントで味に違いが出るかをご紹介致しますので是非参考にしてみてください。
基本のハンドドリップの淹れ方
まずは基本のハンドドリップの淹れ方をご紹介いたします。
これをマスターすればいつでも美味しいコーヒーを飲む事ができますよ。
豆を計ります。1杯の目安は14グラムです。
ミルで豆を挽き、フィルターをセットしたドリッパーに粉を入れ上面が平らになる様に軽く横に振ります。
ドリップポットにお湯を入れ、水で温度調整をします。目安の温度は85℃~93℃です。
お湯を真ん中から注ぎ、全体に行き渡ったら注ぐのを止めます。
コーヒー粉を蒸らす為に28秒間置きます。
100円玉位の大きさの円を描く様にお湯を注ぎます。中心部に山を作るイメージです。
注ぐのを止め真ん中が窪んだら再度お湯を注ぎます。
同じく100円玉の大きさで円を描きながらお湯を注ぎます。フィルターにお湯がかからない様に注意しましょう。
1杯の目安は170ccを1分半から2分かけて抽出します。
味が変わるポイントは3つ!
基本の淹れ方を踏まえた上で味が変わるポイントを3つご紹介致します。
①温度
基本コーヒーの成分は、高い温度では濃く、低い温度では薄く抽出されます。
淹れ方の手順でお湯の温度を85℃~93℃と設定していますが、これはまろやかで深みのある味わいに仕上げるのに最適な温度です。コーヒーの美味しさを十分に引き出す為に、温度設定は重要です。
この温度設定を無視するとどうなるでしょう?
高い温度で淹れると、濃く抽出され過ぎる為、苦みや雑味のあるコーヒーになってしまいます。また、舌であじわいにくくもなります。
逆に低い温度になると、十分に抽出されず、薄い味になります。
温度設定をしっかり管理する為の温度計付きドリップケトルも市販されていますので、こだわりたい方は是非探してみてください。
温度計付きドリップケトルでしっかり温度管理ができます。
②お湯の注ぎ方
ハンドドリップの醍醐味。お湯を注ぐ瞬間はなんだかわくわくします。
しかし、ここにも味を決める大切なポイントがあります。
お湯をポットから出す量(お湯の太さとも言います)が太いか細いかで味が変わります。
この線が細いと、じんわりコーヒーにお湯が行き渡り、ゆっくりとコーヒーが抽出され、深く濃い味になります。
逆に太いと一気にコーヒーにお湯が行き渡りますので一気に抽出され、スッキリとした仕上がりになります。
また、お湯を注ぐ高さも同じ様に違います。
高い所から注ぐと勢いがあるので一気に抽出されスッキリと、低い所からではその逆で深い味わいになります。
また、お湯を注ぐ時はペーパーにお湯がかからない様にしましょう。
ペーパーにお湯がかかると雑味が増し、せっかくの香り高いコーヒーが台無しです。
『100円程の大きさの円を描く様に』というのもそれを防ぐ為の大切なポイントです。
線が細いお湯はゆっくり抽出され、濃く深い味わいになります。
線が太いお湯は一気に抽出され、スッキリとした味わいになります。
③抽出時間と1杯の量
前述のお湯の注ぎ方にも共通しますが、1杯をどれくらいの量と時間、抽出するかでも味は変わります。
手順では1杯分は170ccを1分半から2分で抽出としています。
量はこれより多くなれば当然薄くなります。
時間もこれより早く抽出すると薄くなり、逆に時間をかけると濃くなります。
時間と量を一度に計る事が出来る、スケールも販売しているので、こちらも探してみてください。
時間と量を一度に計る事が出来るスケールは大変便利です!
コーヒー豆に合った淹れ方
コーヒー豆は焙煎度合いよって浅煎りと深煎りに分けられます。
この焙煎度合いによっても、条件や淹れ方を変えるとより一層美味しいコーヒーに仕上がります。
味の違いのポイントでもお伝えしましたが、コーヒーの成分は 高い温度では濃く、低い温度では薄く抽出されます。
それを踏まえますと・・・
【深煎り】
低めの温度(85℃)で低い位置から細いお湯をゆっくり丁寧に淹れるとよりまろやかで味わい深い仕上がりになる。
【浅煎り】
高めの温度(93℃)で高い位置からコーヒー豆をジャンピングさせる様なイメージで淹れるとスッキリとした味わいに仕上がる。
となります。
焙煎度合いによって、淹れ方を変えてみてその違いを楽しむ事もできます。
深煎りの豆(左)と浅煎りの豆(右)
時間帯や気分に合った淹れ方
同じコーヒー豆でも飲む時間帯や気分に合わせて淹れ方を変えてみるのも良いでしょう。
例えば、朝一番に飲む目覚めの1杯は高い温度でサッと淹れてスッキリに仕上げる。
お仕事中の息抜きでホッと一息つきたい時は低めの温度でゆっくり淹れてまろやかに仕上げる。
こうすれば、コーヒー豆を数種類揃えなくても、気分やシーンに合わせて味わいを変える事ができます。
気軽にハンドドリップが楽しめるスペース
淹れ方によって味が変わるという事をご理解頂いた上で、その違いを実際に味わってみたいと思われた方もおられると思いますが、自分でハンドドリップの器具をお持ちでない場合、その違いを楽しむ事は難しいです。
しかし、気軽にハンドドリップが出来るスペースがあります。
それが、大阪のコワーキングスペースINOVEシェアオフィス長堀です。
こちらでは常時数種類のコーヒー豆を置き、ハンドドリップの器具も揃えていますので、気軽にご自分で豆を挽き、淹れる事ができます。
ハンドドリップの方法が分からない方にはコーヒーソムリエの資格をもつスタッフがご説明致しますので、ご興味のある方は是非、足をお運びください。
スペシャルティ珈琲を4種類以上揃えています
INOVEシェアオフィス長堀の珈琲はSCAA(アメリカスペシャルティコーヒー協会)のカップ評価基準で80点以上の評価を得たスペシャルティ珈琲のみを常時4種類以上揃えています。
この評価基準はコーヒー豆からカップまでの総ての段階に於いて一貫した体制・工程で品質管理が徹底している事が必須になります。
具体的には生産国においての栽培管理、収穫、生産処理、選別そして品質管理が適正になされ、欠点豆の混入が極めて少ない、そして適切な輸送と保管により劣化のない状態で焙煎され、欠点豆の混入が見られない、更に適切な抽出がなされ特徴的な素晴らしい風味特性が表現されている事が求められます。
そんな厳しい評価をクリアしたスペシャルティコーヒーは生産量の約5%~8%と言われており、一般的なコーヒーショップで味わう事はほとんどありません。
コーヒークオリティピラミッド
北摂焙煎所がプロデュース
INOVEシェアオフィス長堀のコーヒーは全て最高級の称号を持つスペシャルティコーヒーです。
季節ごとに合ったコーヒー豆を厳選し、いつでも美味しいコーヒーを飲む事ができます。
このコーヒーをプロデュースしているのが、大阪府箕面にある自家焙煎コーヒー豆専門店の『北摂焙煎所』です。
こだわりの製法で焙煎されたコーヒーはどれも味わい深いものばかり。
是非、その味を確かめにお越しください。
上質なコーヒーを淹れて飲む楽しみ
ご利用者様はスペースに滞在中、上質なコーヒーを何杯でもお召し上がり頂けます。INOVEシェアオフィス長堀のコーヒーの楽しみ方は何と言っても、「ご自分でコーヒーを豆から挽いてドリップして飲んで頂く」という所。 お湯の注ぎ方一つでも味わいが変わってくる奥深さをとことん追求しながら淹れるコーヒーは、他店では味わえない特別な味に仕上がります。
自分でドリップした味を楽しめます。